「DeathLori−デス・ロリ−」 機械式少女

現在注目中の、同人ノベルの体験版レビューです。
普段は体験版レビューとかやらないんですが、これはその位気にいったという事で。
全部で四章の全40話、各章は10話ずつという区切りです。
今回の体験版は、第一章の8話目までプレイ出来ます。
1話〜4話までは速読しつつ10〜15分位の長さですが、
5話から急に長くなります。1話読むのに一時間位とか。
なので、早めに読み終わるとして5時間、
実際には普通に音声もある程度聞きながら流すなら、8時間前後になるのかなあ。
攻略サイトに載せるレビューとしてはアレなのですが、これは選択肢無しのノベルものなので注意。
後は、各話プレイ後に、タイトルの「BOOK」から既読の各話を読み返す事が出来るようになってます。
それと、各話にカーソルを合わせてから「キャラクター紹介」をクリックすると
その話数の中心人物の紹介を読むことが出来ます。
例えば1話なら信夜、2話なら藤石と言ったように。
プレイに関しては、まずはDLしてプレイ。終わったらOHPの紹介ページを見る、というのが正しい楽しみ方かと。


今回、この体験版レビュー書こうと思ったのは、人外バトルモノでキャラが熱い!
ってのもありますが、一番はテキストのレスポンスの良さですね。
同人ゲームはあまりその操作性に重きを置いてくれないんですが、
これはテキスト自体の読みやすさ(=スピード感)と相まって非常に早く読めます。
気持ちの良い読みやすさというか。ガリガリクリックしながら読みましたけど、
それが楽しいってのはいいんでないかと。
立ち絵やイベント絵も体験版の段階からもまだ増えるみたいなので楽しみです。
というかOHPのキャラ紹介で出てないイベント絵とか立ち絵とかあるので、
これがいつ肉付けされるのかなあ、と。


ストーリーは第一章のものですが、
改造人間になった苛められっ子だった気弱で貧弱だった青年が、
力を手に入れ自分自身を認められるようになっていく過程を描いていく、というもの。
と言っても↑のは、キャラ紹介見て気付きましたので、何も読まないで本編に突っ込むとまるで意味不明ですね。
藤石、お前はそんなキャラだったのか!みたいな感じです。
40話中のまだ8話という事で、これから出て行くキャラの紹介・伏線のばら撒き、的な要素も強いですが、
第一章限定の登場キャラの比重も十分に高いのでストーリーにはのめり込めます。
が、あのキャラとかあのキャラとかのその先(第2章の主人公という話もある某人とか)が
気になって仕方ない部分も強く、続きが期待されます。
ちなみにキャラはガンガン死にます。特に某全編通してのヒロイン(多分)とか、
某団体七幹部の通称魔王さんが恐ろしいですよ、ひぃ。
(サブヒロインの生首入り)とか肉団子(サブ主人公の人肉の)とか。

結構情け容赦ない描写が出てきます。その辺りも個人的には当たり要素なんですが。
これなら変なハッピーエンドを作らずにきっちり締めてくれるだろう、と。
というか8話の時点で、もうハッピーエンドはないと言い切ってますので。
厳しい展開がかなり楽しみです。夏コミ待ちきれるかなあ。
以下は各話の解説。


第一章
1/危険屋
シリーズ通しての主人公と思しき、危険屋の信夜とそのパートナー夕凪の出会い。
そして以後ライバルになる再生者藤石との初バトル。
2/報復者
"報復者"フエゴと藤石との初バトル。そして、1章ヒロインの京嘉さん登場。
妹メイドかと思ってたら違いましたorz
3/ペチカ
"報復者"フエゴと藤石との2ndバトル。
戦いの中で成長する藤石、そしてメイドさんの謎の能力が初めて見れたり。
4/青二
危険屋の信夜の過去。が、出てくるヒロインは当然以降の話にも…?
あと妖怪姉。メインストーリー中では既に4×(ry
5/夏少年
徐々に一人だった藤石が自分の勢力を手に入れていく話。あとエロデビル。藤石との会話は必見。
6/ハント
信じていた京嘉を疑いはじめる藤石。その為になんと……。
某話の某キャラ再登場。フィッシャーってキャラ紹介のあの人ですか?
7/中の人
自分の寿命が近い事を悟りはじめた藤石。そして京嘉にも限界が訪れようとしていた…。
8/ナイフ
1話の前のお話。藤石がここまで駆け上って来る間に一体何があったのか?そして彼と京嘉の行き着く先は?


待て(ちきれない)、第一章体験版が出る夏コミ!!!
追記:今回は時間がないので載せてませんが、
もう少ししたら各話のセーブ画面で出るタイトルの網羅とかやろうかなあ、と考え中です。