「ボクを包む月の光」1巻 日渡早紀 花とゆめプラス ISBN:4592182812

ぼく地球次世代編、という事でファンサービスに溢れた一冊でした。
ジャパネスクの続きが読めたり、コレと言いここ一年くらいの白泉社は分かっていらっしゃる。
ジャパネスクは違うけど、このシリーズが掲載されてる雑誌「花とゆめプラス」は、
そういった作品が多く、年寄り向けな(?)雑誌なんで、最近の本誌についていけない人にオススメ。
さて、本作は前作のお話から15、6年(ラストの数年後を除くと)経ってます。
なんと輪やありすの息子の蓮が主人公のお話。
未来路の娘の日路子(=カチコ)や、新しく出来た友達の翼を中心にお話は展開します。
もちろん大気にとけた筈の紫苑や木蓮も出てきたり、
迅八や一成、春など月の夢のメンバーも再登場したりと色々大忙し。
未来路も、「ぼく地球」だけじゃなく、
記憶鮮明の方の設定も引っ張ってきてるっぽいので色々な意味で要チェックです。
あと、2話の表紙絵の「ぼく地球」っぽい所や、
作中に懐かしのフレーズが出てきたりとファンには見逃せない一品なので、是非。
しかし、ありすちんは随分木蓮に似てきましたね。