「彩雲国物語〜心は藍よりも深く〜」雪乃紗衣 角川ビーンズ文庫ISBN:404449908x

史上初の女性官吏が男だらけの宮中で数々の困難に負けず、
のし上がり出世していく極彩色中華ファンタジー第7弾目。
間の数冊感想が抜けてますが、ちゃんと買って読んでます。
次の巻で影月編…でいいのかな、に決着が着くみたいですが、
この言い方を雪乃先生がしているって事は、まだ続きがあるみたいなので、ひと安心。
ただ、タイトルで使っている色は次で最後だと思うんですが、続きはどうやって付けるんすかね。
この巻の終わりや、出て来た新キャラや新しく出て来た設定を読む限りでは結構長く続けてもらえそうなんですが…。
(訳:新章が始まれば、また王都組の出番が増えたりする訳ですよね!雪乃先生!!)
ただ、新キャラ(と言っても初出は前巻、もしくは短編、多分だけどもしくは5巻のアレ)のあの人は
短編集を読んでないとより楽しめなかったりするのが勿体無かったり。
しかし1巻目や2巻目の終わりに静蘭や燕青の名前があっても、
彼の名前が無かった辺りや、せめて5巻目くらいでこの展開に気付けなかった自分に欝。
ともあれ、ひとまずの完結に向けて、かなり本編がヒートアップしてますので、次巻が楽しみです。