「スキップ・ビート!」11巻 仲村佳樹 花とゆめ ISBN:4592178319

芸能人の幼なじみに振られた少女が復讐を誓い、芸能界に乗り込みビッグになっていく、Show-Bizチャレンジ11巻目。
月籠り編2巻目。この巻は、キョーコが自分の役を掴んで周囲を納得させて、
これから順調に撮影が進むと思いきや、今度は蓮が自分の役を掴めなくなってしまう、という流れです。
巻数も2ケタ目に入って色々と盛り上がってきてます。
しかし、相変わらず過去編のキョーコはめっさめさ可愛いなあ。
この巻の1話目の連の回想なんて、ロリなお兄さんが間違いなく転びそうな破壊力ですよ。
特に最初の1コマ目の上目遣いはKOダメージで。
……同じ1話目に悪鬼羅刹の如くの未緒役の演技のシーンが入ってるので落差も一塩。
まあ役柄でなくてそーいうキャラなのですが、よくこのキャラが漫画の主役をやってるなあ、
と思わないでもないのですが、笑いの要素的な黒さなので、これはこれでいいんですが。
ただ、普通の少女漫画のヒロインという意味では、ある意味哀れでなりませんw
しかし、そこがキョーコというキャラの魅力なので。ラブリーです。これは新しいキャラ萌えのジャンルかもw
さて、少女漫画的には主役の蓮もキョーコに恋をしている事にようやく気付いたので、ここからが本番なのかなあ…。
読者的にはこのまま蓮×キョーコでもいいのですが、この巻のショータローの少ない出番を見てると、
行動パターンが幼なじみ的法則に従って似た物同士、というアピールがあったので、(8巻とかもそうですね)
ショータロー×キョーコも悪くない展開+組み合わせなのかも、と思ったり思わなかったり。
あと、この流れになってくると坊の正体バレがかなり楽しみですな。
坊に蓮が相談するシーンはあれ一回の使いきりかなあ、と思ってたので。
さて本誌もチラホラ見ているのですが、次の数話はかなりイイ展開になってるので、
この巻の引きは正直痛いです。花ゆめ買っておけばよかったー。
最後に。月籠り編に合わせて表紙もそのイラストになってますが、次は誰なのかなあ。
逸美が来る可能性はあるけど、今までの表紙イラストはほとんど主役級ばかりだったので、その可能性は薄いのかも。