「空ノ鐘の響く惑星(ほし)で」7巻 渡瀬草一郎 電撃文庫 ISBN:4840230846

異世界ファンタジー+SF要素アリ、の「空鐘」第7巻目。
そういや、この作者さんの連載の中ではこれが最長なんですね。
「パラサイトムーン」は6巻で止まってるし。
が、まだまだ終わりが見えないなあ。
お話の伏線自体はこの巻で幾つか大きなものが出てきましたが、
逆に風呂敷が広がってしまった感じが。
作りのきちんとしたキャラが相当多いんですが、各キャラきっちりと見せ場を作る事は出来るのか。
でも、これでそろそろスローペースな展開も終わりになってくれるといいですね。
7巻まで進んでるのに、期待していた戦争のシーンとかはあまり描写されず、
かと言って来訪者関連のSF設定に関してはだいたい読めてきたので、これ以上は望めそうになく。
ただ、シャジールの民と来訪者関連の設定は終わりまで読んでみたいので、
まだまだ続きを買うのは止めませんよ〜。