「絶対可憐チルドレン」1巻 椎名高志 週刊少年サンデー ISBN:4091273718

雑感書くには少々時間が経ってますが、紆余曲折を経て現在週刊少年サンデーで連載中の超能力SF漫画1巻目。
このご時世と少年漫画誌という枠付での連載という事で各所、もとい一部で話題沸騰中のはず。
中身は今年の33号からの連載ではなく、去年の短期集中連載や、読み切りの頃の掲載分。
と言っても、作中の作者コメントにもありましたが、短期集中連載は現在の連載と設定もストーリーも繋がってますが。
ただ、これを書いてる人は再会された連載を読んでもしばらくはその事に気付かなかったですよ。
伊号中尉の予知の話が出て来た辺りでようやく気付きましたが、これはまだコミックスになってませんね。
とんでもない超能力持ちの3人の少女とそれを監督する主人公の天才科学者を中心でお話が展開します。
個人的には、3人にいいように振り回される主人公、という構図が好みですね。
あとはこの椎名高志先生が仕込んでくる小ネタとかSF設定とか。
ただ、SF設定と言っても超能力が題材なので扱いが難しそうですね。
元から椎名高志先生のファンなので、非常に楽しんで読めたんですが、
テレポートで壁にメリこみとか、ドリルクラッシャーとか、
一点だけ難点があるとすれば、この1巻の方が2巻分より楽しんで読めてしまったという事ですかね。
短期集中連載という事で色々な所が凝縮されているので当たり前といえば当り前かもですが。
あ〜、後読んでて気付かなかった事が何点か。
・紫穂の髪型の変更。
・名前の光源氏との関連。
・リミッターのデザイン変更。
・念動能力者(サイコキネシス→サイコキノ)のルビの変更。
 但しこれは単行本で1、2巻統一の模様。と思ったら表紙の帯では何故かサイコキネシス^^;;
……普通に読んでればこの辺気付くよなあ…。
感度の低さを嘆きつつも、他のブログの感想は為になるなあ、と思いましたとさ。
追記。オマケで載ってたDVD告知漫画はマジ感謝です。
数年ぶりに漫画でGS美神が見れましたよ。
DVDは買いませんが、単行本を売ってしまって手元にないので、
ワイド版コミックスを買いなおしてもいいかなあ、とは思いました。書き下ろしもあるらしいので。