「スキップ・ビート!」12巻 仲村佳樹 花とゆめ ISBN:4592178327

芸能人の幼なじみに振られた少女が復讐を誓い、芸能界に乗り込みビッグになっていく、Show-Bizチャレンジ12巻目。
長引く月籠り編3巻目w。何やら削る予定のシーンがあったとか不穏当なコメントが柱に書いてありましたが、
蓮×キョーコ派にとってはそのシーンは欠かせない程に良いシーンだったので、ひと安心。
幾ら長くなっても構いませんから、是非この勢いで書き上げて下さい、仲村先生!
あと出来れば柱コメントもたくさん…、とまあこの辺は無理っぽいですが。
少女漫画を読む楽しみは、雑誌で読んでいる場合、この書下ろしの柱コメントに拠る部分が大きいと思いますので。
さて、前巻でスランプに陥っていた蓮はこの巻で見事夜の帝王となって復帰。
略して夜王らしいですが、某ドラマ化漫画の如き活躍を見れたらそれはそれでw
しかし、あの調子でキョーコに押し迫るシーンももっと見たいのは自分だけではない筈。
次の巻の途中からは、もう1人が巻き返しを図ろうとしているのでしばらくそんな美味しいシーンはなさそうですが。
しかし、キョーコへの気持ちを自覚してからの、蓮視点の描写でのキョーコさんはめっさ可愛いです。
ロリ、もとい回想キョーコさんは確かに悶える程に可愛いのですが、
現在の荒みっぷりを見てると涙こそ出ますが、そういう感じではなかったのですが。
特にACT.72の「シナリオ・ジャック」で膝を抱えて拗ねてるキョーコたんには父性愛を限りなく注げそうですw
復讐ちゃん以外のキャラクター作りも着々と進んでいるのを見ると、この先ラブコメの美味しさも十分楽しめそうですね。
と言ってもこの作者さん、というか作品なのかな、内面描写中心の進行と、
キョーコの強固な反ラブコメ体質がしばらく邪魔してくれそうです。
まあ、ここまで来るといざそういう展開になった時の落差をかなり楽しめそうかな。
というかコミックの出の遅さに痺れを切らして久々に花ゆめ本誌を買い始めましたが、次号が楽しみで×2。
2、3号程前からショータローの巻き返しに備えて軽いジャブが打たれているのですが、
そろそろ右ストレートが炸裂しそうな雰囲気が。
クレパラよりもさらに長期連載化しそうな「スキップ・ビート!」、次の巻が早く出てくれないかなあ。
この巻のラストは区切りが良くないので、特にそう。
あ、表紙はキョーコ(美月役)と蓮(嘉月役)でのひとシーンからの構図でした。
やっぱ、サブキャラが表紙ってのは無かったですね。
あとこのサイト以外にもエロゲ系サイトでこの漫画を読んでいる所があったのでびっくり。
この尖ったアゴとおかしな頭身のサイズ、明らかにギャルゲ系の絵柄と違うので、
慣れている人じゃないとついて来れないと思っていのですが、そうでもなかったのかなあ。