「ヴァンパイア戦争3〜妖僧スペシネフの陰謀〜」 笠井潔 講談社文庫 ISBN:4062748649

超伝奇アクション第3弾。今回もバッタバタ人死にが。
エロが1、2巻よりはだいぶ減って今巻はバイオレンスアクション中心。
CIAの追っ手が!古牟礼の民の秘密が!!ってな感じで
徐々に鴻三郎の秘密も明かされてきて、終わりも気になる箇所で、
次の巻が出るのが非常に楽しみですな。
しかし、元々吸血鬼を題材に扱った小説ってのはエロが出てくるのが
そうそう不思議ではないのに、これに抵抗を覚えてしまうのは、
ラノベばかり読んできた弊害なのか。
特に女吸血鬼っていうとカーミラが連想されるし。
と言っても、この小説のエロは背徳的なシーンとかはありませんが。